PRP治療
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メジャーのプロ野球選手が肘を故障したときによく報道されていました、PRP治療。
組織修復作用があり、夢の様な治療法だと思われがちですが、必ずしもそうではありません。先に挙げたメジャーリーガーも肘の手術を最終的に受けている事があります。但し、治りにくい腱の炎症や関節症の痛みがひどい場合など、しっかりと適応を選べば、良好な効果が見込めることがあります。しかし、保険診療外で高価な治療となる事より、医師がしっかり診断し、使用するにあたり十分に話し合う必要があります。
従来の保存療法に追加されるイメージです。
PRPとは多血小板血漿 platelet rich plasma の略です。
この血小板は、血管が損傷したときに集まって止血をする働きがあります。その際、多量の成長因子(下図:成長因子)を放出します。この成長因子により組織の修理修復が進んでいきます。
PRP治療は、痛んだ組織に作成したPRP液を注入する事で、その組織が治る過程(下図:通常の治癒過程)を早めるイメージです(下図:PRPによる変化)。具体的にはPRPを注入すると、血小板数が増加し、そこから放出される成長因子も増加、これにより治癒力を増強し、治療期間を短縮する イメージです。
PFC-FD™とはPRP(多血小板血漿)を活性化、無細胞化したもので、簡単に言うと、出来るだけ自分の血小板に含まれる成長因子だけを使いたいので、細胞を除去し成長因子を抽出、それを患部に注射します。
*その他、医師の判断で不適切と判断された方
*注射当日の運動、飲酒などは控えてください。入浴はシャワーでお願いします。
翌日から1週間は注射後、発赤や痛みを伴うことがありますが、その後自然消失していきます。即効性はありませんが約6か月程度で組織の修復が起こり、炎症がおさまったり痛みが軽減したり効果が認められてきます。効果や持続時間については個人差がありますが、長く続く効果が期待されます。
随時、各疾患に応じたリハビリテーションを進めて行きます。
注射後、体の自然治癒過程を活性化させ、治癒・自己再生を促すため、部位にもよりますがスポーツ復帰には最低1か月程度かかります。
その際も随時、リハビリテーションを進めて行きます。
保険診療外(自費診療)となります。
治療費 | 158,000円 (税込み。採血、検査費用を含む) |
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*血液検査で感染症が陽性となった場合、治療を中止し143,000円を返金します。